しょぼかった「世界連合礼拝」(泣) 金孝南降格?(驚)

統一教会考(71)

末尾に緊急速報清平のドン・金孝南氏が降格!? (10月29日午後追記)

 教勢低下に歯止めがかからず、消滅の道を突き進んでいる統一教会にとって、10月26日に清平で開かれた「世界連合礼拝」は比較的重要な集会になるはずだった。
 しかし、実に退屈でしょぼいものだった。
 礼拝をネット中継で見た教会員(いずれも内部改革派)の感想を、“ブログ上座談会”の形で紹介する。

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管理人 ハプニングがあるかと思って、中継をすべて観てしまったよ。泣きたいぐらい、退屈で、しょぼかった。日曜日の貴重な2時間を無駄にしてしまったって感じ。いつも楽しみにしている、NHKの将棋講座(三浦-豊島戦)を観れば良かった。教会員のみなさんの感想は?

A男 三流の礼拝でした。小さな地方教会の現場での礼拝と大して変わらない。聖霊は居なくなったと感じました。

B子 世界連合礼拝なので少しは期待していたのですが、がっかりでしたね。これが本来の礼拝の姿なのかと???
 全く神様を感じない礼拝でした。幹部が韓総裁の前に、新氏族メシア使命勝利のための実践躬行を決意表明をした?させられた?だけの決意式。情けないの一言です。

C男 あの式典で世界中の教会員が盛り上がってやる気が出ると、本気で考えて企画運営したのか、疑問になりました。(ネット中継を観ていた)うちの教会でも、居眠りしている人が1人や2人ではありませんでした。

管理人 ほんとに眠気を誘うようなイベントだった。桜田淳子の歌謡ショーとか、金孝南氏の長男がやっている芸能プロダクションから有名なタレントを呼ぶとか・・・ともかく華がなかった。
 あのために世界のシックが高い飛行機代を使って、時間を使って、参加するなんて、非教会員にとっては信じられないことだ。

D女 結局、何が言いたかったのかしら? 意味不明よね。お母様の表情も悲壮感に満ちており、人相、悪くなったわよね。

C男 確かに、何を訴えたいのか、いまいちピンときませんでした。あんな式典なら、やらないほうがマシだと思いました。

管理人 やらないで、その分の費用(飛行機代)を集めて、苦労している貧乏な韓日家庭にプレゼントすれば、在韓シックたちは喜び、燃えることになったかも。

A男 ところで、献金は今月も全国的にはかなり厳しい状況です。先日は、下位5名の地区長が本部に呼ばれたそうです。それで、献金集めを鼓舞するような仕掛けのようなものがあるのかと注目していたのですが、なにもなく、三流礼拝で終わった。

E男 たぶん、それは15地区(三重、京都、奈良、滋賀)、10地区(四国)、2地区(東北)、13地区(大分、宮崎、熊本、沖縄)、14地区(北千葉、南千葉、茨城)でしょう。
 先週まで、教区単位で今月の目標を達成しているのは北長野のみ。地区単位ではトップの地区でも60%程度ですから、全国的にはおそらく50%も行っていないと思います。
 とにかくこの1週間ほど、追及がさらに厳しくなっています。現場では無い袖はふれませんから、最後は精誠しかないということになってしま います。

管理人 50%といえば50億円ぐらいが集まったということか。それにしても・・・。 
 わが松江市(人口24万人)にデパートは一畑デパートだけ。年間の売上高は100億円弱だから、わずか一カ月弱で、50億円というのはすごいというかクレージーだなあ。
 その献金のことだけど、「50K勝利祈願断食」を婦人シックが一週間やっていた。そしたら、最終日にぶっ倒れて、病院に運ばれたそうだ。

一同 ゲッ!

A男 どこの地区ですか。

管理人 アバウト九州方面です。ネタもとを知られたくないもので、ご勘弁を。ブログ「目安箱」が誕生してから、本部IT部長の江口敬一氏を中心とする連中が警邏していると聞いているもので・・・

E男 最後は精誠しかないと話しましたが、具体的には断食、敬拝(1000拝とか)、徹夜祈祷です。倒れた婦人も、万策尽きての断食だったのではないでしょうか?

C男 うちの女房にも言っているんですが、毎晩、夜中まで会議して献金が集まるのかって。お馬鹿だから、神風が吹くと信じているみたいだ(泣)。

D女 これから年末に向けて、さらに追及は厳しくなるでしょう。憂鬱です。

B女 先の仕掛けといえば、ご子女様、といっても文顯進さん、国進さん、亨進さんの3人を除くご子女様ですが、その方たちが壇上に勢揃いし、「新氏族的メシアの使命を果たしましょう!」とやれば、少しは意気があがったでしょうが・・・。

C男 壇上にはご子女様の姿はありませんでしたね。お母様が世界宣教本部本部長に任命した文善進様も。奇異な感じを受けました。お母様の横にいたのは、故孝進様の後妻のヨナニム様。聖婚式をあげたばかりの妍進(ヨンジン)さんも情進(ジョンジン)も来ていなかった。やたら目立ったのは青服の訓母様

管理人 そうでしたかぁ・・・。話題の金在奉氏もいなかった。(笑い)
 あの礼拝で不思議だったのは、韓鶴子氏のスピーチはほんの5、6分程度。あとは、壇上の上のスクリーンで、いくつかのスピーチの録画を流していた。わざわざ清平までやってきた参加者は、会場でネット中継を見ているようなもの。
 その間、彼女は壇上でぴょこんと座っているだけ。直接、みんなに向かってしゃべらなければ意気があがらないのに。糖尿病の合併症による極端な視力低下が影響していると思うが。

管理人 ところで、「ブログ-統一教会村」で熱心な現役教会員で、礼拝のことを書いている人が少ないことに少々驚いている。

C男 2人だけでしたね。松戸教会の総務部長兼教育部長の「お父様が最期に願われたこと! ≪真のお母様連合礼拝のみ言≫」

管理人 こいつバカかと思ったよ。文鮮明氏が最後に願っていた気持ちは、晩年のヨスで、神山元会長にしゃべっている。それを引用すればいいだけのことだ。

D女 それと、管理人さんの天敵の能登教会の若狭力さん。

管理人 天敵じゃないよ。(一同笑い) 彼がキャンキャン吠えているだけ。(一同シラッ)

D女 『奇知外記』の「真の家庭の波、アジアを超えて世界各国に広がっていくだろう」と『韓流サッカーをエンジョイ』の「新氏族的メシアの可視化、家庭連合ビジョン2020(26日、世界連合礼拝) 」

 「アジアを超えて世界各国に広がっていく」とは、大きく出たものですねえ。教勢は低下する一方、その中で、フィリピンとタイで少しばかり上向き症状があっただけのこと。統一教会最大の拠点国、日本では地区長が本部に呼ばれ、叱責を受けているというのに。もう~ですよ。

B女 そのフィリピンの教勢について、COCOAさんが「信徒拡散の動きが世界各国に?!」で、疑義を述べられている。一言でいえば、水増し報告ではないか、と。

管理人 「新氏族的メシヤ-ビジョン2020勝利のための世界連合礼拝」のタイトルだけど、「新氏族的メシヤ」って、何のこと。

C男 これは、文先生が死ぬ1年くらい前から使っている呼称です。いわゆる1990年頃から始まった還故郷、氏族的メシヤの摂理が「失敗」したので、新しくまた氏族的メシヤの摂理を始めるんだ!という意味合いです。

管理人 なるほど。ということはどういうことになるのか。
 若狭力氏は還故郷で能登に戻った。しかし、能登の人々に伝道できず、氏族メシヤには失敗した。であれば、実名を隠したいばかりを念じることなく、堂々と実名を出し、新氏族メシヤになるべきではないか。
「いつも私のとなりに神さま」の松戸さんも、そうだ。彼と女房は、実名を出してもらいたくないと、ぼくのところにワインを送ってきた。突っ返したけど・・・。
「お父様が最後に願われたこと」が新氏族的メシヤの誕生だったら、やはり、実名を出して、伝道すればいいだけではないか。

C男 それなのに、2人ともブログをせっせと更新しているだけ。(笑い)

管理人 テーマからそれるけど、最近ものすごく違和感を覚えたことを、しゃべらせてもらいたい。
 御岳山噴火で、死者57人、行方不明者6人が出た。亡くなった人のうち4人が教会員だった。教団の広報局がマスコミ対応にあたり、葬儀も教団あげて協力した。
 ここまではふつうのことです。そうでなければ、ブーイングが起きる。

 統一教会はそれらのことを「ニュースレター」、また「統一教会広報局サイトへようこそ!」で発信している。
 これも、宗教団体に限らず、広報局の通常の仕事かもしれない。ややはしゃぎすぎのような感じもしたけど、それはともかくとして、 ニュースレターに掲載された写真の1枚1枚をじっくり見てもらいたい。
 嘆き悲しんでいる写真がない!のだ。
 それどころか、宋龍天総会長も徳野英治会長の顔は晴れやかだ。
 ある女性教会員からこんな感想をメールでいただいた。
「私は、長山文枝ちゃん(亡くなった2世の母親)が微笑んで写真に収まっていることが、なんだか不思議です」

 こうした諸現象を分析することは、まだできていない。
 はっきりしているのは、教団の最高幹部がやってきたため、現場(葬儀)のテンションがあがっていたこと。統一教会に否定的なマスコミが統一教会設立以来初めてふつうの態度で取材を申し込み、ふつうに記事にしたということだ。
 マスコミの態度がうれしかったのだろう。これが晴れやかさ、笑みの正体だと思う。
 この高揚感を、松戸さんがブログで記事にしている。

<人の「死」とは? 「聖和」は出発?! ~御嶽山で犠牲になった食口たちを悼んで~>
 松戸曰く。
「聖和式行事というのは、とても感動的なものです。これも、祝福式と並ぶ統一教会のブランドともいえるかもしれません」
(おまえ、自分の子どもが亡くなったときの聖和式(葬式)も感動的なのか)

<お母様も涙! ~御嶽山で犠牲の食口4名を悼んで~ 宋龍天総会長、ご家族と面談>
 松戸曰く。
「(宋総会長は)報告をしている時に お母様がハンカチで涙を拭かれながら聞かれていたよ」

(ほんとなのか。東北大震災のとき、伊豆大島の土石流のとき、ニューヨークを襲ったハリケーンのとき、韓鶴子氏は泣くどころか、災害のことには全く言及しなかったのだぞ。
 黒ねこさんのブログ「ひだまり」の
「しっかりしないと! わたし!」には韓国協会創立60周年の訓読会での韓鶴子氏の発言が紹介されている。アメリカのハリケーンとそしてセウォル号の事故のことに言及したそうだが、涙どころか弔意さえ示さなかったという。それが電子版中和新聞では「涙を流された」と書いている。宋氏の報告など信用できないのだ)

<「今までありがとう」 聖和者への送辞に涙! ~御嶽山で犠牲の食口を悼んで~>
 松戸曰く。
「最後に三宅さんの聖和式で徳野会長が説教に引用された真のお父様のみ言を紹介して終わります。

人間は早い、遅いの違いはあったとしても、いずれ霊界に行く。その宿命は何人も避けることができない。故に私たち自身も、自分自身の聖和に対して、また身近な家族の聖和に対して、いつでもそのような決定的な瞬間を迎えてもよいという、
心の覚悟が常日頃から必要である。実の子供を5人も、自分よりも先に霊界に送った親の気持ちが分かるか?それが先生の立場だよ。5人の真の子女の一人ひとりの聖和を、天の摂理を飛躍的に推進させるための清い聖なる供え物として受け取ってください。私は一切そのことを恨まず、感謝して子女を天に捧げます。このような祈りを捧げてきた先生である」
(おまえも、自分の4人の子どもを天に捧げ、感動しなよ。大丈夫か。ば~か)

 ここまでは許す。言論の自由は尊重したい。
 だが、松戸はマスコミがふつうに対応してくれたことに興奮して、図に乗ったか。また記事を書く。
<「事実はマスコミの報道と全く違っていた!」 統一教会へのデマはこうして始まった!>

 松戸曰く。
「この頃の韓国の間違った報道、デマがその後、日本においても統一教会を反対する根拠とされてきました。統一教会を身近で見る人はご存知のように、事実は、報道とは全く違っていたのです」
「先日紹介しましたように、御嶽山噴火で犠牲になった4名の食口の人柄、また聖和式などを通してマスコミの印象もずいぶん変わったようですが、やはり、直接自分の目で確かめることが重要なのではないかと思います」

(おまえ、大丈夫か。脳溢血の後遺症か。マスコミは統一教会員だろうが、暴力団員だろうが、噴火の犠牲になった人のことは偏見なく書くものだ。
 それはいいとしても、タイトル名<「事実はマスコミの報道と全く違っていた!」 (日本)統一教会へのデマはこうして始まった!>は、事実に反する。
 韓国の過去の一部報道を検証する余裕はないが、仮にその報道が間違っていたとしても、日本のマスコミのどこが誤りだったというのか。日本統一教会への批判はおまえらがやってきた「親泣かせの原理運動」「インチキトークによる物売り」そして「高額壺売りの霊感商法」にあるのだ。
 怒り、怒髪天を衝く、だ。

 タイトルおよび一部の記述を修正しなければ、おまえの実名を晒すわかったか、このボケ。女房と相談して、個人メールで回答を寄こせ)

管理人 ついついしゃべってしまいましたとさ。

一同 唖然。

【重大な追記】井口康雄さんが世界礼拝からの帰途、心筋梗塞で急遽、入院されたそうです。立場、意見の違いはあれ、本復をお祈りします。
【重大な追記2】続報:「清平から帰国後、胸の痛みを訴えて3日間の入院とのこと」。それほど悪い状態ではないようです。

緊急速報清平のドン・金孝南氏が降格!? (10月29日午後追記)

 世界連合礼拝の翌日、10月27日に「世界指導者特別会議」が開かれた。そこで、韓鶴子氏は次のように語った。

清平は初心に帰り、シックを生かす為に、シックが成長出来るように。訓母は情心苑院長として最後の美しい心を持って締めくくる。公的な心を持ち、自分の周辺を生かすのだ。清平団地は天財院が管理維持発展させ、これからすべきことが多い。天正宮を中心に私たちは一つだ。

【解題】

 金孝南氏が「情心苑院長」と言う役職に新しく任命された。情心苑とは、清平敷地に位置する祈祷院。額面通りに受け止めるなら、「建物一つに引きこもって祈りでもしろ」と言うことだろう。韓国のシックは一様にこれを「降格」と受け止めている。

 清平団地とは、清平湖畔に位置する各種統一教会関連施設を指す。天正宮、修練苑、清心苑、病院、中高等学校、青少年修練所、「ワールドセンター」など。
 天財院とは、天一国憲法で定められた組織。第61条(財政権)として「天一国の財政権は天財院に属する」となっている。

 このことからすると、「清平団地は天財院が管理維持発展させ」るとは、広大な清平にある諸施設は、金孝南一族ではなく、天財院の管轄下になったということだ。

 ところで、天一国第62条(構成)では、「天財院は9名で構成され、構成員は院長1名と委員8名とする」となっている。委員長は、金孝南氏と敵対する金孝律(ピーター金)氏である。
 表面的に見れば、韓鶴子氏が金孝南氏を退け、金孝律氏を重用したということである。
 実際、今回の会議で、「清平公的資産正常化統一教信徒対策協議会」が糾弾している天宙清平修錬苑・河英鎬(ハ・ヨンホ)苑長は解任され、金孝律が新苑長に任命されたという。

【感想】

 頭がクラクラするような情報である。確かに表面的にみれば、数年前から続いていた金孝南(霊媒師)VS金孝律(文家の執事長)の権力闘争で、清平の横領疑惑事件を梃子に、金孝律氏がついに勝利したということになる。
 しかし、もっと奥があるのではないか。
 そもそも、韓鶴子氏に金孝南氏を降格させるほどの力があるのか-という疑問である。
 記憶がいい読者は、ブログで紹介したこんなエピソードを覚えていると思う。
 金孝律氏が金孝南氏に清平の会計監査を求めたが、拒否された。
 韓鶴子氏が金孝律氏の訴えを聞き入れ、金孝南氏に「あなたは役事だけをやっていればいい」と指示した。
 金孝南氏は、韓鶴子氏に「役事もやめさせてもらいます。一切手を引きます」と宣言した。
 これに驚いた韓鶴子氏は、金孝南氏に「先の発言はなかったことにしてくれ」と懇願した。

 こうした力関係を考えれば、金孝南降格はあまりにもシンプルすぎる。
 情報提供者はこうクビをひねる。
「金孝南の降格を額面通りに受け止めるなら、良い事です。ただ、私としては、腑に落ちない点があります。金孝南氏を降格するほどの力が現在お母様にあるのだろうか、ひょっとしてこの降格は金孝南氏が仕組んだ芝居ではないだろうか。芝居でなければ、金孝南氏は決して黙ってはいないでしょう」

 金持ちイタコは「わが世の春」の藤原道長の如く、絶対権力者になっている。実際、<ニュース:「清平役事19周年記念特別大役事」にご参加くださった皆様に心より感謝申し上げます!>を読めばわかる通り、2万2000人のシック(誇張があったとしても)を集めるだけの力をもっているのである。
 それなのに、祈祷院でお祈りするおばさんの役割を受容したとは・・・。

 ではなぜ、金孝南氏は自分の降格を仕組まなければならないのか。これは大いなる謎だが、検察の捜査の手がいよいよ近づいてきたのか、それとも、テロルの計画をキャッチしたのか。

 世界連合礼拝での韓鶴子氏を見て、D女教会員は悲壮感が漂っていると感じた。私は何か心配ごとでもあるのか、浮かない表情に見えた。
 また、礼拝が終わると、韓鶴子氏が堂々とではなく、そそくさと退席したように見えた。身体の調子が良くないのかと思った。一方、金孝南氏は終始晴れやかな顔つきだった。次の日、自分の降格人事が発表されることを知らなかったということはないはず。
 やはり、私は情報提供者の懐疑的な見方が正しいのではないかと推測するのだが。

 これ以上、推測に推測を重ねても意味はない。新たな情報が入ってくれば、ブログで取り上げる。

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