ついに狂い始めた教団本部

統一教会考(78)

 少しばかり元気が出てきたので、公文への論評を書きました。目を通していただけたら幸いです。(1月9日夕方)

 私の愛がまだほんのり残っている教団本部諸君がルビコンの河を渡ってしまったようです。
 驚き桃の木山椒の木。
 なんと、私ごときに公益法人・世界基督教統一神霊協会が公文を発信したのです。
 正直、バカというしかありません。
 核廃絶を妨害する、ないしは消極的なアメリカ・中国・ロシア・北朝鮮・イランなどの要人に対する公文ならともかく、母親の介護で山陰に戻った小生に!
 教団中央中枢の脳が誤作動を起こし始めているのです。

 てなわけで、「韓国人幹部は半島に帰れ」という次回の記事を後回しにして、公文の全文を公表することにします。けっこうトートロジーな文です。

件名:米本和広氏のブログに対する教会の対応について

全国の責任者、祝福家庭、食口の皆様へ

 先日、元会長の神山威氏の行動に対する公文(世 14-830-02号)で、神山氏の行動がご生前の真のお父様の警告を無視するものであることをお伝えしましたが、神山氏サイドおよび神山氏の背後に於いて真のお母様や世界本部、教会本体等から教会員を離反させようと謀るUCI(いわゆる「郭グループ」)の一方的情報に基づいて、真のお父様や真のお母様、教会の責任者たちを貶める情報だけを垂れ流しにしていると指摘されるブログがあります。それは、ルポライターの米本和広氏のブログ「火の粉を払え!」です。

 以下、そのブログに対する教会の見解を示します。

 皆様もご存じの通り、米本和広氏は当法人の教会員に対する拉致・監禁問題に関しては、拉致・監禁された信者らがPTSD(心的外傷後ストレス障害)により深刻な障害などを負うことを深く憂慮し、拉致・監禁に絶対反対の立場から『我らの 不快な隣人たち』の書籍を発刊し、拉致・監禁の撲滅を目指してきました。
 
 また、米本氏は、家族や脱会屋の宮村峻氏、松永堡智牧師らによって12年5カ月にも及ぶ監禁・拘束下において脱会強要を受けた教会員の後藤徹氏の裁判では、客観的立場から事実を徹底的に調査し、被害弁連や宮村峻氏、松永堡智牧師らの行状についても告発し、拉致・監禁問題の加害者側に対しても批判すべき点はきっぱりと主張しています。

 このように、米本氏はマスコミが見て見ぬ振りをし続けてきた当法人信者に対する拉致・監禁問題に真正面から取り組み、人権侵害問題を広く世の中に提起したことに対しては、米本氏の拉致・監禁問題についての識見が極めて高いからである、と評価されるものです。

 しかしながら、最近の米本氏のブログにおける教会の教義や宗教儀式、真のお父様、真のお母様や当法人等に対する記述については、UCI(郭グループ)や、教会を批判する元信者、そして反対派らによる著しく偏った情報に基づいており、かつUCI(郭グループ)を一方的に擁護するスタンスに立って、度を超した表現や情報を発信していると言わざるを得ない現状となっています。

 その米本氏の掲載文には、真の父母様および教会の指導者や宗教儀式、そして教義について礼儀を欠いた侮蔑的な表現が多々見受けられ、公正さは感じられず、最低の礼儀が求められる報道人の文章とは到底思えない品位に欠ける内容の羅列 となっています。

 米本氏が「ルポライター」を自称する報道人であるならば、一方に偏した立場に立って悪意に満ちた情報を垂れ流すのではなく、情報の提供元の立場を見極め、その情報の真偽をきちんと取材して、かつて、より客観的な立場で拉致・監禁問題を報じたときと同じように、公正な情報発信をするべきです。

 教会本部は、米本氏のこれまで教会員に対する拉致・監禁問題での報道姿勢と内容を考慮し、また、米本氏がルポライターの肩書きを名乗っていることから、報道に携わる者として、教会の教義や宗教儀式、真のお母様や当教会に関わること についても、公正・中立の立場からの報道がなされていくことを期待しつつ、昨年一年間、じっと忍耐し続けて参りました。ところが、残念ながら、特に、昨年中盤から昨年末にかけ、さらに今に至るも、全く改善される兆しが見受けられません。

 特に、真の父母様について事実に基づかない意図的分析や憶測が膨らんできており、中立公正な報道人とは思えない人格攻撃的な表現内容となっています。例えば、米本氏は、真のお母様に対して「韓の心模様」と題して、「妻である韓鶴子氏が夫を嫌悪する、あるいは否定する」として、さまざまな憶測を膨らませています。

 米本氏は、拉致・監禁問題では絶対反対の立場を取ってきましたが、教会の活動については脱会屋や元信者、既成教会の反対牧師らが拉致・監禁の現場で脱会説得するときに語るような教会批判を、そのままブログに公然と掲載しています。

 最近ではご生前の真のお父様に反逆する立場のUCI(郭グループ)らの情報を無批判に取りあげ、反対・分派勢力の代弁者としての急先鋒になってしまったと言っても過言ではありません。(この件の実例は、注として本文最後に記載)

 当法人としては、米本氏のブログ「火の粉を払え!」に関して、当法人及び真のお父様(文鮮明総裁)、真のお母様(韓鶴子総裁)、また日本の教会幹部に対して、著しく礼儀を欠いた侮蔑的な表現が数多くみられ、なおかつ、当法人の活動、宗教儀式に対しても〝公正〟とは言い難い記事が多いと判断し、今後については、上記指摘した点について改善が無い限り、米本氏からの問い合わせや取材などに対して応じないことを決定しましたので、教会員の皆様におかれましても、その旨ご承知おき下さり、賢明な対応をして下さるようにお願い致します。

 したがって、米本氏という「ルポライター」が、教会側を擁護したり、教会側の立場を代弁して拉致・監禁問題の良き理解者であるという認識とイメージ、評価を、今でも、抱いておられる教会員の皆様がおられるとすれば、今後は、米本氏という人物に対する今までの認識と評価に関して、より正確な認識をして頂きたく願います。特に、真の父母様に対する侮蔑的態度や表現、およびUCI(いわゆる「郭グループ」)サイドに立って情報を垂れ流しする米本氏の意図や目的を考えて、天が願う認識へと転換していただき、彼およびUCI側に利するような彼との接触や、情報提供等々の行動を慎むようにして頂きたいと思います。

 当法人としましては、米本氏が本来の報道人としての公正・中立な立場に立ち戻り、UCIなどの偏った情報を垂れ流すだけの「不快な隣人」にならないことを切に願うものです。

(注)例えば、米本氏のブログの「小さな火の粉-教団本部からの抗議文」との記事では、神山氏の「公開討論会の呼びかけ」に対して指定期限までに教会側の「回答はなかった」との神山氏サイドの情報が記載されていたことについて、教会広報部が「神山氏への返答は期限内に送っているので、記載内容は誤りであるということは松江に在住の自分には分からないなどと述べ、誤りを訂正するどころか、広報部のメールの送信を侮蔑するかのように、それは教会幹部の指示であると決めつけた立場から、全く筋違いの独自の解釈を延々と書き綴り、教会の責任者批判まで繰り広げています。

 この問題は、ただ単に米本氏が、ブログに神山氏サイドの期限内に「回答はなかった」との情報を掲載したことに対し、教会側からは要求された期限内に送ったとの指摘があった、とだけ書けば良いことであるのに、公平で客観的な立場からすでに逸脱し、〝神山氏サイド〟に立っているがゆえに、過剰に反応したものと考えざるを得ません。

 また、米本氏は、上記回答問題の〝続報〟で、「少しばかりの事情判明!まあ、結局バカなのだぁ。」との記事を掲載し、米本氏のブログを読んで、神山氏のメールを確認したとする神山氏のシンパとおぼしき人物から、「会長のアドレスのジャンクメール(迷惑メール)にありました」等々が記載されたメールを受け取ったことを掲載しています。

 この神山氏の〝シンパ〟ならぬ「側近」からのメールによれば、神山氏サイドにおいても、教会が神山氏に期限内に回答を返信していた事実を確認したといいます。この時点で、「期限内に回答がなかった」とする神山氏サイドの情報が事実
ではなく、その情報を掲載した米本氏のブログの記事が「誤り」であったということがはっきりしたわけです。

 教会広報部の指摘が正しかったのですから、米本氏は広報部の指摘に対して〝過剰反応〟した記事を即刻取り消すべきであるにもかかわらず、米本氏は掲載内容が誤りであったことを認めるどころか、神山氏側の教会からのメール受信確認のミスに「迷惑メールのボックスに入っていることは珍しいことではない」と殊更〝理解〟を示し、予想できたはずの迷惑メールのボックスを確認しなかった神山氏側の非を指摘もせず、「(教会と神山氏サイド)双方に苦言を述べておきたい」などとして、自分のブログの掲載内容の誤りに対しては、記事の取り消しを行っていません。

 このような「誤報」掲載とそれに対する米本氏の対応姿勢と、誤った憶測や分析に基づいた情報をただ発信するだけの報道姿勢は、報道人として余りにも無責任の一言に尽きます。

世界基督教統一神霊協会 総務局

【若干の論評】

 多くのコメントありがとうございました。
 現在進行中の大がかりな人事(アメリカでも!)の結果がどうであれ、みなさまのコメントは本部幹部や友好団体の幹部に読まれるべきものと判断し、ダメモトで、関係者に郵送することにしました。

 論評といっても、大半はすでに投稿者によって指摘されていることなので、ここでは投稿となるべく重複しないことを心がけ、簡潔に書いておきます。文中の青字は公文からの引用です。

(1)投稿欄で「公文はかえって逆効果になる」という指摘がありました。その通りです。昨日(1月7日)のアクセスは3781件。これは神山氏の釜山講演録掲載時と同じような反響です。

 教団の日本人幹部は、当然のことながら、憂慮したはず。なぜなら,今回の公文はマイナスになることがわかっていたから。
 それでいながら、公文を流す。あるいは流さざるを得なかった。それは血の気が多い韓国人幹部が指示したからでしょう。それ以外に解釈のしようがありません。
「神山氏サイドおよび神山氏の背後に於いて真のお母様や世界本部、教会本体等から教会員を離反させようと謀るUCI(いわゆる「郭グループ」)の一方的情報に基づいて」
「最近ではご生前の真のお父様に反逆する立場のUCI(郭グループ)らの情報を無批判に取りあげ、反対・分派勢力の代弁者としての急先鋒になってしまったと言っても過言ではありません」
「UCI(郭グループ)を一方的に擁護するスタンスに立って」

 これらの記述がその証左です。
 日本人幹部ならこんなことは書きません。火の粉ブログを読めば、そうでないことぐらいすぐにわかりますから。

 「鶴の心模様(3)-ひたすら辛く、悲しかった私の半生」 では、文鮮明氏を批判しています。これも「UCI(郭グループ)らからの情報」?
 だいじょうぶですか。
 UCIの代表・文顯進氏、また彼を支持している郭錠煥氏が「真のお父様に反逆」するようなことを述べているという根拠があれば、ぜひ示してもらいたい。
 こんな阿呆なことは、多少とも論理性のある日本人幹部には絶対書けないことです。これも、韓国人幹部の検閲があるから書くしかなかったということでしょう。
 コメント欄にはないけど、個人メールで「日本語が変。韓国人が書いたものを翻訳したからでないか」という指摘も、在韓日本婦人から来ています。

(2)日本人幹部が結局のところ韓国人幹部の指示に従ったのは、「日本の教会幹部に対して、著しく礼儀を欠いた侮蔑的な表現が数多くみられ」たからだと思います。
 日本の幹部も、火の粉ブログにはムッとしていた。該当する記事は、「清平横領疑惑に沈黙する徳野とパシセラ」 でしょう。
 過度の献金を自粛することを求めた徳野通達のことなど、5点にわたって質問したが、徳野氏は回答しなかった。
 そこで、こう論評しました。
「期日までに回答はなかった。気の小さい、臆病な会長である。情けない! (以下、徳野氏の敬称を略す。敬意を払うことができないから)」
 著しく礼儀を欠いた侮蔑的な表現になったのは、徳野氏が回答しなかったからであり、公文の記述は逆恨みというほかありません。

「真の父母様宣布文サイト」にある神山批判(批判になっていない)のタイトルをもじって、徳野氏に ♪贈るぅ~言葉♪
<徳野英治氏へ 「誠意のない対応はやめてください!」>
 もう一つ、プレゼント。
<徳野英治さん、韓国人幹部の言いなりになるのはおよしなさいな。みっともないったらありゃしない>

(3)韓国人幹部が米本攻撃をやれと命令しても、日本人幹部が躊躇したのは私が拉致監禁に反対してきたからでしょう。
 だから、前段で、賛辞の言葉を述べた。そうでないと、私を支持している教会の公職者が動揺するからでしょう。
 しかし、そうであっても、この公文が私のところに流れてくる。矛盾があればそれを覆い隠すことができないのです。北朝鮮然り、中国然り。

 ぜひ、公文で呼びかけている「祝福家庭、食口の皆様」にも、公文をコピーして渡すように指示してください。どんな反応となるか興味津々です。

 ところで、事実関係に間違いがあります。
「米本氏はマスコミが見て見ぬ振りをし続けてきた当法人信者に対する拉致・監禁問題に真正面から取り組み、人権侵害問題を広く世の中に提起したことに対しては、米本氏の拉致・監禁問題についての識見が極めて高いからである、と評価されるものです」
 偉そうだよね。
 この一文を読めば、当法人は拉致監禁に一貫して反対してきたが、マスコミが見て見ぬ振りをしていたため、社会に問題提起されることがなかった。そう解釈できます。

 事実はそうではない。
 拙著が発売された2008年段階では、公文で「拉致監禁事件が発生したら本部に報告をあげるよう」にと地方教会に指示を出しても、報告があがってこない状態が長く続いていました。
 当時、北東京教区の教区長だった佐野邦雄氏(現家庭教育局長)に取材したことがありますが、5、6件の事件が発生していたにもかかわらず、彼はなんと知らなかった!
 そこで、思い余って、徳野氏にラブレターを送りました。
「統一教会は穴の空いた網のようなものだ。魚を取っても取っても、(拉致監禁によって)魚が網から逃げていく。それを知らん顔をしているというのだから、間抜けというしかない。せめて、拉致監禁の事件が発生したら本部に報告するような仕組みをつくるべきではないのか」(要旨)
 この手紙は当時の局長たちにも回覧されたと聞いているから、日本人幹部の記憶には残っているはずです。

 ゴーマンかますぞ!
「真実は、俺によってちと目覚めたというところではないのかい!」

 幹部が本格的に目覚めたのは、日本担当となった文国進氏が「拉致監禁と闘え」と号令を発したからです。自分たちで主体的に拉致監禁問題に取り組むようになったわけでは決してないのです(数人の職員を除く)。
 だから、後藤全面勝訴後、また杉並教会員が拉致監禁されたわけです。後日書くけど未然に防げたケースです。徳野よ、杉並教会長よ、責任を取れよな。

(4)今回の公文に日本人幹部が同意したのは、昨年の11月に後藤裁判の控訴審で勝訴したからだと思います。
 私は後藤さんから「恩人」(やや過大評価)と言われるほど、6、7通の陳述書・意見書(証拠)を裁判所に提出しました。
 もし控訴審がいまだ続いていれば、<いま公文を出せば、(米本が)証拠の取り下げを求めてくる可能性がある>という判断になるはず。

 良心がかすかに残っている公職者を含めて勘違いしているようなので、あえて付言しておきますが、私は教団のために拉致監禁のことを取り上げてきたわけでは断じてありません。エホバの証人、摂理メンバーの拉致監禁にも反対していました。そのことは「拉致監禁をなくす会」の役員が知っています。
 後藤さんの裁判に協力しているも組織のためではありません。だから、控訴審中に公文が出されても、私の姿勢に微塵の変化もなかったと思います。大人げない教団幹部と違って、公文に頭にきたから証拠を取り下げる-なんて子どもじみたことはしませんよ。

 裁判で勝訴したから、もう米本を攻撃してもいいという計算が無意識のうちにでも働いていたとしたら、「なんと、さもしい奴ら」というしかない。
「裁判ブログ」の世話人koyomiさん、小川さんばかりでなく、もし宿谷麻子さんが存命だったら同じように怒りまくるでしょう。
 教会幹部が霊界にいったら、善霊の麻子さんに噛みつかれることを覚悟しといたほうがいいかも

 3人とも「教会を批判する元信者」だけど、そこから情報をもらうことに何か問題でもあるとでもいうのかい。「教会を批判する元信者」(宿谷さん)からの情報は、いまも「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」に載っていますぜ。笑いすぎて 腸がねじれて腸捻転。滑稽すぎて、涙まで出てくる。
 このリンクにある拙著の6章を転載することを認めてもらいたく、著作権者の私に頭を下げたことをもうお忘れかい。
 偉そうに、なにが「評価されるものです」だ。笑わせんな。ちゃんちゃらおかしいぜ。(あっ、品のない表現で、ごめんねジロー)

(5)お笑いついで。
「UCI(郭グループ)や、教会を批判する元信者、そして反対派らによる著しく偏った情報に基づいており」
 反対派とは全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士、監禁牧師、有田氏ら監禁諸派のことを指すが、彼らのサイトのどこに新しい統一教会批判情報が載っているというのか。根拠を示してもらいたい。
 反対派が火の粉ブログを読んで新しい情報を得ているというのに(笑)。
 彼らは、つまらない矜持があって、火の粉を紹介しない(泣)

「米本氏からの問い合わせや取材などに対して応じないことを決定しました」
 官僚の定型文。質問されても回答できない。回答がなければ、「徳野氏、誠意のない対応はやめてください!」とブログに書かれる。それはかなわんから、先手を取って、「応じないことを決定しました」(爆笑)
 でも、これからも質問するからね。そこんとこヨロシク!
 私の質問は現役シックの疑問でもある。そこんとこもヨロシク!

 教団と教会員の架け橋となっているのだから、武闘派韓国人ではなく、妙齢のご婦人でも送ってくだされ。公安警察官に、「ジーンズがよく似合うすらりとした美人同盟員を近づけ、籠絡する」革マルを見習ったら、いかがか。

(6)最後に。
 物事を論じたり評価したりする場合、必ず事実に基づいて行うのが鉄則である。根拠を示さない言説は言説足り得ない。江戸時代でもそうだった。根拠なき文は駄文にすぎず、たんなる落書き帳だ。
 これは公文の書き手も認めるだろう。

 公文には根拠が示されていない。拉致監禁諸派の私への批判文も同じだった。
 彼らは多少なりとも根拠を示しているが、事実を誇張したり曲解したり、とても根拠足り得るものではなかった。このことを指摘すると、沈黙である。
 統一と反統一はとてもよく似ているのだ、奇妙なことに。

 監禁諸派を私が批判すると、統一さんは「教会の理解者」として拍手喝采する。しかし、統一教会を批判したり論評したりすると、「反対・分派勢力の代弁者としての急先鋒になってしまったと言っても過言ではありません」とくる。
 “カルト”を批判すると、反カルト陣営は私のことを仲間だと思い、反統一を批判すると、一転して「統一教会の御用ライター」という評価となる。
 ほんとうによく似ていらっしゃる。有田さんと徳野さんはひょっとしてお仲間?

 根拠を示した唯一の事例は、教会からの回答文が迷惑メールに入っていたため、それを見なかった神山氏が「教会から回答はこなかった」と判断した、そのことを仄聞情報としてブログに書いたことへの批判である。
「文家娘の恋愛結婚とお母様」シリーズは10回続けた。400字原稿用紙にして100枚ぐらいの記事分量(新書の半分)であろう。cosmosさんが辟易するほどの超長文うちのたった3行だけを取り上げて、鬼の首を取ったように、反対・分派勢力の代弁者としての急先鋒になってしまったと言っても過言ではない実例として取り上げる。
 お馬鹿な統一さん。
 4万字のうちの数十字程度をもって反対・分派勢力の急先鋒の代弁者になったというのだ。
 ほんとうにお馬鹿だこと。あっ、品位に欠ける表現となってしまった。ごめんねジロー。
 迷惑メールは私のパソコンに毎日数本入ってくるが、ウィルスに汚染されるのが嫌なので、読まずに一括削除。ジロー、いけないのかしら。

 公文が根拠を示して批判すべきだったのは、「妻である韓鶴子氏が夫を嫌悪する、あるいは否定する」という私の一文だったと思う。
 しかし、根拠をもって間違いだと指摘することができなかったので、「さまざまな憶測を膨らませています」というのが精一杯。可哀相なジロー。
 次回、決定的な証拠をアップするので、反論ヨロシク。

(7)最後っ屁。
「当法人としましては、米本氏が本来の報道人としての公正・中立な立場に立ち戻り、UCIなどの偏った情報を垂れ流すだけの「不快な隣人」にならないことを切に願うものです」だって。
 気の利いた文章だと自己満足しているようだが、拙著のタイトル「我らの不快な隣人」とは、社会から見て不快な組織ということだ。社会からトコトン嫌われている統一さんから「不快」と言われると、悪い気がしなく、ますます戦闘モードになる。
 でも、「隣人」というから、少しは手加減してやるか。
【重要な関連記事】『読売ウィークリー』 08年10月5日号 目を覆いたくなる「救出」劇(評者 評論家・芹沢俊介)

(追記)教団へのお願い。血の気の多い韓国人が「米本を痛めつけてやる」といった話を小耳に挟めば、止めてくださいね。もしくは内緒で通報を。副島さんのような被害者になるのは嫌ですから。それに入院するようなことになれば、92歳になった老母が困りますから。昨年、大腸がんで1ヶ月入院したときも、もう大変だったんだからぁ。
 それとサイバー攻撃もやめてくださいね。
【関連記事】別冊宝島『裸の警察』。韓国人にも読むように言ってくださいね。

興味深い記事だと思われた方は拍手と
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村 をクリック!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA