強権化、幼稚化してきたお笑い松濤本部-前のめり公文

お笑い家庭連合考(2)

 鞍馬天狗さんのブログ「火に油を注げ」が話題になっている。
 周知の通り、突如、「謝罪文」が載ると同時にこれまでの記事が非公開となったからだ。
http://www.blogmura.com/profile/01315621.html

「謝罪文」のコメント欄に私は次のように書いた。(コメント番号21)
(引用はじめ)
 鞍馬天狗さんの謝罪文&ブログ非公開、心底、驚きました。
 すでに何人かの方が書いていらっしゃいますが、あの謝罪文は鞍馬天狗さんの文体とは違います。官僚臭が漂ってきます。本部から圧力があったことはミエミエです。
「謝罪文ごとブログを完全に閉じろ」といった新たな指示が下るかも・・・。謝罪文はコピペして保管しておいた方がいいですよ。
(引用終わり)

 本部の官僚は、お馬鹿さんというしかない。
 なぜなら、早々と「火に油を注げについて」という公文を、すべての公職者に送信したからだ。
 謝罪文が載ったのは2016/07/13 21:54
 公文が送信されたのは翌7月14日の昼前のこと。

 つまり、お馬鹿ちゃんは謝罪文を確認して、「やったぜ!ベービー」とばかりに、いそいそというか、前のめりになって、7月14日の午前中に松濤本部の執務室で、パソコンに向かったのだ

(どうしてバレたのかなぁ。答えて曰く。「壁に耳あり障子に目あり」 クスッ

置きが長くなった。公文を全文紹介しよう。(下線は管理人)
(引用はじめ)
 当法人への批判、中傷を繰り返し、さらには真のお母様や教団幹部、教団の運営に対しても様々な批判を繰り返し、信者の皆様の不信や不安を煽ったり、心情蹂躙してきたりしたブログ「火に油を注げ」は、現役信者による匿名ブログでありますが、このほど「火に油を注げ」の管理人を特定することができました

 その人物は、かつて公職にありながら、匿名ブログを運営し、一部信者への誹謗中傷を繰り返していたことと、当法人に批判的な弁護士や右翼団体を煽るなどしていたことから咎められました。その際、本人の意をくみ、今後のブログ活動を行わないことを条件として、公表を差し控えてきました。

 それにもかかわらず、新たに「火に油を注げ」なるブログを立ち上げて、当法人ないし関係者に対する誹謗・中傷を繰り返したため、本人の同意を得て同ブログに謝罪文を掲載させ、その他の全記事を非公開とすることとしました。

 もちろん、言論・表現の自由は各人にありますし、当法人としても、「個人のブログに対して意見する立場にない」という基本姿勢ではありますが、当法人に対するAの度重なる約束違反に対して、今回の対処となりました。

 今まで同ブログに意図的に情報を流出させてきた教会員は、ぜひ自ら悔い改め、その事実を本部広報局までご連絡くださいますようお願い致します。
 また、事情を知らずにAに対して情報提供を行ったことに心当たりのある方は、今後の情報提供を自粛するようにお願い致します。
(引用終わり)

 当人はいいつもりで書いているようだが、やっぱしお笑い家庭連合さんだ。
 公文を送ってくれた、ある教会長さんの感想である。
「感想を一言だけ言わせてもらえば、信者の皆様の不信や不安を煽っているのは、教団自身だと思いますけど」
 爆笑である。久しぶりに屈託なく笑えた。

て、公文を解読する。
(1)「このほど「火に油を注げ」の管理人を特定することができました」
 特定したのはIT部(別名UCIA)の連中だろう。それ以外に考えられない。
【関連記事】
「警告!UCIAが教団職員のPCを狙っている」「IT部長の江口敬一は愛の破壊者である」

(2)「同ブログに謝罪文を掲載させ、その他の全記事を非公開とすることとしました」
「こいつ、とことんバカである」。こんな表現以外に思いつかないほど、正真正銘のバカである。
 本部が圧力をかけたことを、自らゲロしているのだ。
 私が松濤の並の幹部なら、謝罪文の掲載なんか求めない。いきなり、ブログを閉鎖するように求める。
 私が松濤の聡明な幹部なら、ブログを閉じてもらい、鞍馬天狗さんに教団の改革委員会のスタッフになってもらう。
 
 こういう見方もできる。
【頭隠して尻隠さず】悪事や欠点などの一部を隠して、全部を隠したつもりでいること。
 統一本部さんの場合は、頭も尻も隠さず。つまり、素っ裸。裸の王様ならぬお笑い官僚様なのだ。

(3)「当法人としても、「個人のブログに対して意見する立場にない」という基本姿勢ではあります」
 嘘をつけ!後日、暴露する。
 すでに「甘えん坊」さんが、断食おじさんこと井口康雄氏の圧力によってブログを閉じたことを明らかにしている。

(4)「今まで同ブログに意図的に情報を流出させてきた教会員は、ぜひ自ら悔い改め、その事実を本部広報局までご連絡くださいますようお願い致します」
 出てきた~出てきた~池の鯉
 ついに固有名詞が出てきましたね。
 総務局ではなく、なぜか広報局!
 ツーことは、広報局長の鴨野守氏が圧力の主、公文の書き手であることを自ら告白したようなもの。
 実際、「謝罪文」を読んでもらえばわかる通り、謝罪文と公文の文体はとてもよく似ている。居丈高になった鴨野氏から届いた個人メールの文体とも実によく似ている。

 そもそも、「火に油を注げ」の最後の記事となった赤石講座の批判を読んでも分かるが、鞍馬天狗さんは言葉に関しては繊細で厳密な感性を持っている。そのようなライターの鞍馬天狗さんは、たとえ謝罪文であっても「誹謗中傷」という言葉は決して使わない。
 なぜなら、誹謗中傷とは「根拠のない悪口や嫌がらせで、他人の名誉を汚す」という意味だ。確かに「火に油を注げ」には悪口のような内容もあったが、しっかりとした根拠を持って批判していた。そのような鞍馬天狗さんが、自ら誹謗中傷だったと書くということは、言葉に対して繊細で厳密なライターの矜持としては絶対にあり得ない。

 したがって、私のような教団外の者からみたら立派な根拠がある建設的批判を、「根拠のない悪口や嫌がらせ」としか思えない感性の持ち主が、この謝罪文を書いたと考えるのが自然であろう。あるいは、信者たちに「あのブログは、根拠のない悪口や嫌がらせにすぎなかった」と信じ込ませたい者が書いたとも言えよう。

 そう言えば、鴨野氏は配達証明付の手紙で、個人メールで「貴殿は~誹謗中傷している」と、誹謗中傷を連発していたな。
【証拠記事】「記事(拉致監禁問題)全面削除要求-賢明な読者の判断を仰ぎたい」

 結局のところ、鴨野氏は「火に油を注げ」の管理人の名前を、「私が特定しました。召し捕りました。謝罪文を書かせました」とPRし、組織内評価を高めたかったのであろう。幼稚極まりない。違うのであれば、反論を。

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(5)鴨野氏は、鞍馬天狗さんのことをAと呼び捨てにしている。犯罪者扱いである。同じ食口である。しかも、ブログに謝罪文を掲載した食口である。それなのに・・・。
 ここに鴨野氏の特質があるのだ。表面的にはいつもニコニコ顔。とっつきがいい。しかし、感情が激すると泣く、怒鳴る、居丈高になる、傲慢になる。
 記憶が薄れた方も多いと思うが、文鮮明氏の聖和式(葬式)の模様を『フライデー』が取り上げたことがある。人名に間違いがあった。鴨野氏はフライデーの記者を松濤に呼びつけ、さんざんに怒鳴った。記者は心底怯えたように、ある広報マンに「あの人は元ヤクザだったのですか」(この項目は追加した)

回のやり方は、長い目でみれば組織内に深刻な影響をもたらすだろう。
 謝罪文のコメント欄のいくつか紹介する。
<「人種、民族、文化、宗教などの壁を超えて、世界を神の下に一家族にする」 「宗教を無くす為の宗教」 などの高邁な目的と理想に感動し、人生を掛けて真の父母様に従ってきました。
 しかし、今は『真の家庭』の方々をはじめ、教団幹部や指導者の方々は、組織の維持と権力・金権の保持が最優先事項になっています。「鞍馬天狗ブログ閉鎖」は、それを証明し確認した事件として、歴史に、そして人々の記憶に残る事でしょう>

<ローマカトリックが多くの改革者を殺してきたことを思い出します>

<これが、今の家庭連合の現実なのですね。 確かに実名での批判は行き過ぎ感もありましたが、これだけ支持され読まれると言うことは、共感する信徒が多かったと言うことです。 それを己が非を非として認めもせず、臭い物にはふたでもするように強権的に処置するだけですか。
 家庭連合が作ろうとする天一国とは、こういう世界なのでしょう。魔女裁判、異端審問を励行した中世キリスト教会(カトリック)と、完全に同じ轍を踏んでいると思いますよ>

 一般教会員が萎縮するだけではない。公職者も「物言えば唇寒し」となって、教団に対して提案も提言もしなくなる。「こうしたほうがいい」と発言すれば、それはこれまでのやり方を批判するものだ(誹謗中傷するものだ)と見なされる可能性が出てきたのだから。組織内に自主規制、萎縮する空気が生まれれば、組織は活力を失う。

 鴨野氏に限らない。執行部の面々は最高学府を出てから、社会とは隔絶した教会内で数十年間を過ごしてきた。そのため、社会的な感覚を喪失してしまったのだ。こう指摘されても、ピンと来ないほどに。

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