教団本部はテレビ通販がお好き(^ω^ ≡ ^ω^)

高額エンドレス献金2016年下期~(1)

 テレビをたらたら見ていると、通販の宣伝がやたら多いことに気づく。
「5000円の商品ですが、今から30分以内に申し込みされた人に限り、値引きして2500円にします。今からオペレーターを増員してお待ちしています」

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 最近の家庭連合(統一教会)は、値引きと、期限を区切ってのディスカウント献金作戦をやっている。
 期限を区切ってではないが、前回の記事でも紹介した祝福献金(6月22日公文)は次のようにディスカウントされた。

 1世の祝福献金は1人70万円(以前は140万円)、2人で140万円(同280万円)
 既成祝福は以前と同じで1人70万円、2人で140万円。
 信仰二世(親が祝福を受ける前に生まれた子供)は1人40万円。
 祝福2世は変更なしで、1人20万円

これ以上要求されたら詐欺ですから、本部に通報を!

れにしても、140万円がいきなり半額だぜ!
 3000万円のマンションが1500万円にダンピングされたら、高値で購入した人たちは損害賠償請求の訴訟を提起する。実際、バブル崩壊過程で新聞を賑わせていた。
 ところが、わが教会員は誰も怒らないのである。ひたすら甘受するだけ。質問すらなかったようだ。

<注>もっとも、お馬鹿な盲信信者ゆえ、70万円が140万円に戻っても、140万円が280万円に大幅アップされても、「これには何か深いわけがある」で、思考は進まないのだが
 ただし、盲信から覚めるシックも出始めている。どれだけかわからないが、ブログを通した感触からすると、1人2人といった程度のレベルではない。
 
 期限を区切ってのバーゲンセールは先祖解怨献金である。

6月8日付の公文

受信:全食口
天宙清平修錬苑より日本食口に対する「先祖解怨特別恩恵」の案内が届きましたので下記のようにお知らせします。

天の父母様と真の父母様の祝福と愛が共にありますようお祈り申し上げます。
天地人真のお父様の天宙聖和3周年と基元節3周年および真の父母様御聖婚56周年の勝利的基台の上に、Vision2020勝利完成に向かって駆けているいま、下記のごとく天地人真の父母様が日本食口に特別な恩恵をくださいましたのでお知らせします。

 - 記 - 
1. 先祖解怨特別恩恵(以下: 特別恩恵)
A. 特別恩恵の内容
1)1~7代先祖解怨の感謝献金(以下:解怨感謝献金)基準の変更
【変更前】:70数
【特別恩恵による変更後】:30数
a) 直系、母方、父の母方、母の母方、養直系、養母系の全てに該当
b) 日本基準で解怨感謝献金をしている食口に該当

B. 特別恩恵の実施期間
2016年 6月18日(第1323回 清平2日修錬会)~2020年 2月5日(2020年の基元節前まで/天一国 8年 天暦 1月12日まで)

C. その他の案内
1) この恩恵に与る祝福家庭は、2020年基元節の前までに、210代までの先祖解怨および先祖祝福を完了することを原則とする.
2) 210代を完了した全ての祝福家庭は、420代までの先祖解怨および先祖祝福を完了するために精誠を全て尽くしていくこと。
3) 2016年6月18日の時点にて、1~7代解怨感謝献金を既に30数以上献金されている場合、2016年6月19日付けで、先祖たちは霊界の修錬苑にて100日修錬会を受けることになる。このとき8代以後の解怨感謝献金を完納している場合も同様である。よってこれらの先祖に対する先祖祝福式は陽暦2016年10月に挙行される先祖祝福式から申請が可能になる。
4) 2016年6月20日以後は30数を越えた日を基準として100日修錬会を受けるようになる。
5)2016年6月17日以前に振り込まれた解怨感謝献金における超過分(30数基準)については返金および他の解怨感謝献金に移すことは不可

 ある公職者に解説してもらった。
「思い起こしてみれば、2007年ごろにも同じように期間限定で1~7代、70万円の先祖解怨献金の減額が行われたことがあります。この時は32万円で、やはり数か月の期間限定でした。この時は、ここぞとばかりに多くの食口が解怨献金を納めていました。 当時は、献金を送金した報告を清平にFAXするようになっていましたが、真夜中でもFAXが通じないほどでした」

「今回の減額の意図については、推測するしかありません。
 2007年に減額が行われた時の理由は、70万円では解怨したくても70万円も出せない食口も数多くいる。そこさえ越えれば、その後の解怨献金は7代ごとに3万円なので、210代までの解怨を進められる食口も増えて絶対善霊が増えることになり、絶対善霊が増えればその協助で摂理も進む。・・・というような意図だったと思います。
 今回も(建前としては)そのような意図と思います」

「先日お伝えしたように、教会の献金目標に対する清平献金の割合が3分の2まで広げられました。
 昨年4月に、清平献金が献金目標にカウントされるようになり、この期間 教会のプッシュで多くの食口が清平献金を行ってきた。
 献金目標への枠も広がったので、この際 より多くの食口に清平献金に頑張ってもらいたい。以前 解怨献金の減額を行ってから9年が過ぎ、この期間に伝道されたりした食口もいるし、また解怨献金の減額を行えば今回も多くの食口が喜んで解怨献金を納めてくれるだろう。こんなところかなぁ」

【補足説明】

「教会の献金目標に対する清平献金の割合が3分の2まで広げられた」。初耳の方も多いと思う。教会長や婦人代表など献金担当者しか関係ないこと。シックが知らなくて当然のことだ。
「1~3月の献金実績-突如、安ヨンソプの福島が献金ランキング3位に!」 (4月14日)で、教会の献金目標に対する清平献金の割合が40%になったことを紹介した。
 つまり、こういうことだ。
 日本教団の年間の献金目標は300億円。このうち40%の120億円は教団ではなく清平に献金しても、「日本教会への献金実績として認めてあげますよ」
 それから数カ月も経たずして、3分の2にまで引き上げられ、300億円のうち200億円は教団ではなく清平に献金しても、献金実績にカウントされるということになったわけである。
 なぜか。
 それは、ルーチンワークと化した「献金●▲路程」で献金プッシュをしても、献金が集まらなくなったからである。そこで、手っとり早く、先祖解怨だ。

 話は横道に。大金を払えば先祖の怨みがなくなる。世界のシックには信じられないかもしれないが、こんな超おバカなことを信じているのが日本のイカレ食口であり、そのイカレポンチが日本の家庭連合の主流をなしているのだ。
 先祖のお墓に向かって1000回拝めば先祖の怨みが解けるというのならまだしも、金さえ送金すればというのだがら!お金ですべてが解決するという戦後の日本社会の精神の荒廃ぶりを見るようで、うすら寒くなっていく。
 多田氏や佐野氏たち原理講師には、大金を払えばどうして先祖の怨みが解けるのか、屁百発の屁理屈を期待したい。

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金じゃ~ぁ、わしの怨みは解けんぞな、もし。

 話を元に。金持ちイタコや文鮮明側近たちが発案した先祖解怨献金路線は見事にヒットし、大成功を納めた。ハイ拍手~ぅ
 ところが、この路線は限界に達しつつある。そこで、「今からオペレーターを増員してお待ちしています」と、解怨代が高く躊躇しているシックの潜在需要を刺激することにしたわけである。
 このやり方は少しばかり成功するかもしれない。
 しかし、限界点に達しつつあることは間違いない。
 なぜなら、2007年のバーゲンセールの期間は数カ月だったのに、今回は2020年までの3年半としているからだ。
 新規の伝道は全く進んでいない。教会員の高齢化は深刻である。
 2020年以降は先祖解怨という献金事業の対象者がいなくなっている可能性が高い。みんな先祖解怨して不幸になっているかも   というより、韓鶴子さんのビジョンが達成したと喧伝するときには日本家庭連合は消滅状態になっている(シック数は5万人→1万人)可能性だってある。
 VISION2020ではなく、CRISIS2020にスローガンを変えたらどうだろうか。  
(長い補足説明終わり)

-次回は「超・下流老人シックに月2万円の手当てが!」-乞ご期待!

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